シャトー・グリエのワインは生産量が少なく殆ど見かけない。
希少価値が高く、当然お高い。
ワイン愛好家のあこがれでしょうか。
シャトー・グリエは、ローヌ河沿いギリギリまで山が迫る、その山の南を向いた絶好の斜面にあります。
北側の背後が山の斜面である為、北風をさえぎる立地、
シャトーの建物（城館）は斜面の一番下、その上に段々畑のように急斜面のぶどう畑が広がっています。
スキーの上級者コースのような１枚バーンのぶどう畑、上と下で標高差は75m、
シャトーを一番上のぶどう畑から見下ろすと、古代ローマ時代の遺跡にぶどうを植えたような、感慨深い、素晴らしい景観です。
土壌は、花崗岩の風化による砂と片麻岩を含んだもの。
砂もさらさらではなく、少しきしむようなしっかり感がありました。
それからこの土壌は雲母が多いとの事。
この土壌の表面にも見える、きらきら光った小さなもの、雲母ですね。
ローヌで最も小さいヴィオニエの産地シャトー・グリエはやはりなんとも言えない、魅了の魔法にかかってしまったような、独特の魅力があります。
シャトー・グリエの城館、神秘の城館みたいです。
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