キャンティ・クラシコの8つのコムーネの1つ、ガイオーレ・キャンティはシエナから車で30分くらいのところにある、キャンティ・クラシコの中でも比較的標高の高いエリアにあります。
10世紀に造られたカッキアーノ城(Castello di Cacchiano)は、リカーゾリ男爵で有名なブローリオ城(Castello di Brolio)がある丘のところから、もう1つ西にある丘のてっぺんにあります。
わたしはここからの眺望を見て感動したくて、訪れました。
もうすぐ夕暮れ、ギリギリの時間でした。
もう少し天気が良ければ良かったんですが、それでも素晴らしい眺望。
カッキアーノ城の現在の所有者は、キャンティ・クラシコの品種構成を考え出した偉大な人物、リカーゾリ男爵の末裔で、ペッティーノ・リカーゾリ男爵は「ひいひいおじいさん」らしいです。
土壌は、この辺は石灰岩と砂岩が含まれている石灰質粘土。かなり石がごろごろしていました。
また、ここの斜面の一番上はよほど急斜面らしく、棒仕立。
キャンティ・クラシコのゾーンで棒仕立は珍しいですよね。（わたし的に）
こういうの見れると嬉しくて雄叫びをあげたくなりますね。
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