プイイ・フュイッセがある辺りは、大変にワイルドでダイナミックな地形、
1億6千年前の海底が隆起した、コート・ドールよりも古い地層が広がっている魅力的なワイン産地。
古い地層がある事を物語るように、ここには2つの奇岩、ソリュトレ(Solutré)の岩山と、ヴェルジソン(Vergisson)の岩山があります。
(左がソリュトレの岩山、右の少し奥がヴェルジソンの岩山です。)
ぶどう畑はその岩山の裾野や周りの丘陵地に広がっており、この辺りに、プイイ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)、プイイ・ロッシェ(Pouilly-Loché)、プイイ・ヴァンゼル(Pouilly-Vinzelles)、サン・ヴェラン(Saint-Véran)の、抜きに出た4つの格付けされたアペラシオンが集中しています。
良い所に良いワインを生み出す産地が集中するのはうなずけますね。
車で、ソリュトレの岩山を目指すと、ソリュトレ・プイイ(Solutré-Pouilly)村の手前から、登り坂になり道の両サイドにぶどう畑が広がってきます。
もうすぐゲレンデが見える、スキー場に向かう時のワクワク感と同じです。 (わたしだけか)
ぶどう畑はソリュトレの岩山の直下まで広がっているダイナミック感。
きたぁーっ。
感動ですね。 (わたしだけか)
この辺りまでくると標高400m近く。ブルゴーニュの中ではかなり冷涼な環境になりますね。
またこの辺りは、5万5千年前の旧石器時代から人が住んでいたようです。
これは2010年にソリュトレの岩山の頂上まで登った時の写真。
頂上は493m。眼下にぶどう畑が広がる風景、
もう1つの奇岩ヴェルジソンを拝める風景は感動そのものです。
眼下に見える村はソリュトレ・プイイ(Solutré-Pouilly)。
緩やかな谷の両サイドにぶどう畑が広がっていますね。
ソリュトレの岩山の裾野やソリュトレ・プイイ村あたりのぶどう畑から産まれるワインは、プイイ・フュイッセとしてボトリングされます。
プイイ・フュイッセはやっぱりいいですね。
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