当店の大切なお客さまに さらに情熱のワインのお話しができますよう 今回2023年6月 シチリア島のワイン産地を レンタカーで運転 東から西まで約950km、徹底的に勉強してまいりましたことご報告申し上げます。
いつも当店を応援してくださるお客さま皆さまのおかげで、今回もワインを勉強させて頂ける機会をいただけましたこと、あらためて心より御礼申し上げます。
誠に有難うございます。
今回 前後の移動日は除き、フルで動けるのが4日間という限られた時間の中で、
今回も 有意義な行程となるよう プランを考えに考えました。
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今回のミッションは4日間で主要なワイン産地をすべて周ることです。
今回 カターニャ Catania 空港から入り、北上、エトナ山麓のワイン産地に入り、
→エトナ山麓 北側 ランダッツォ Randazzo 村 最奥のコントラーダ カンポ・レの古木の勉強、
→火山性土壌、火山噴出物の土壌の勉強、
→標高1000mゾーンまで登る、1000mのぶどう畑の勉強、
→標高600mゾーンも周る、全く違うテロワール、感動、
→北側 パッソピッシャーロ Passopisciaro 村のDOCゾーンの勉強、
→混合栽培の勉強(素晴らしい)、
→1991年噴火溶岩の流れを勉強、1911年、1809年の風化した溶岩礫土壌の勉強(たまらなくいい)、
→混植栽培の草生の勉強(猛烈に勉強になります)、
→DOCエトナの心が動くワインを探す、
→カンティーナ Terrazze dell'Etna の訪問、
→エトナ山麓 海側 東側、北側との違いを勉強する、
→カンティーナ ベナンティ Benanti の訪問、
→DOCG チェラスオーロ・ディ・ヴィットリア Cerasuolo di Vittoria のクラシコ Classico ゾーン、
→標高500mゾーン、キアラモンテ・グルフィ Chiaramonte Gulfi 村 北部のぶどう畑 石灰岩の礫土壌の勉強、
→カンティーナ Gulfi の訪問、
→標高200m アカーテ Acate 河流域ゾーンとのテロワールの見事な違いを勉強。(同じDOCG内でも 標高500mの土壌とまったく違う。素晴らしい。。。)
→酸化した赤い砂土壌の勉強、
→シャッカ Sciacca の町の北側、DOCサンブーカ・ディ・シチリア Sambuca di Sicilia ゾーンの勉強、
→前述DOC内にある アランチョ Lago Arancio 湖畔のぶどう畑、灌漑の勉強、湖畔ならではの草生の勉強(猛烈に勉強になります)、
→DOCシチリアSicilia の心が動くワインを探す、
→カンティーナ Cantina Di Primaの訪問、
→大好き 陣内秀信先生が 書かれている 港町シャッカ Sciacca の旧市街 初期の入り組んだアラブ人の迷宮路地を勉強する(イタリアの旧市街の素晴らしさ)、
→マルサラ Marsala 町 ぶどう畑 赤い砂質土壌の勉強、
→カンティーナ アルチェスティ Alcestiの訪問、
→Cantine フローリオ Florioの訪問、
→マルサラの自然の塩田 海塩の作り方の勉強、
→最後 トラパーニ Trapani まで。 旧市街(イタリアの旧市街の素晴らしさ)の勉強まで。
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ワインを勉強するって 猛烈に楽しいですね。
ひきつづき 知り得た 有意義な情報を 当店の大切なお客さまに きちんとお話が出来ますよう お仕事に活かしていきたいと存じます。
なにとぞ 今後とも 宜しくお願い申し上げます。
ワイン専門店セリエ・デ・ルルソン
日本ソムリエ協会認定ソムリエ・エクセレンス
Caviste 伊東 直寿
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