Côte-Rôtie Côte Blonde | 雑貨屋さんのような可愛いワイン専門店 Cellier de L’ourson セリエデルルソン (東京都文京区白山にあるワインショップ)

Côte-Rôtie Côte Blonde

コート・ブロンド(Côte Blonde) は、コート・ブリュヌ(Côte Brune)の南隣り、アンピュイ(Ampuis)の町の中心に流れ込んでいるローヌ河の支流、フォンジュアン川とレナール川の右岸にある台地、その谷の反対側の南向き斜面に位置します。

ブロンドは金髪の女性の色をした土壌という意味。
土壌の色合いがブリュヌと比べて淡く、濃い目のクリーム色をしています。
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土壌は、花崗岩の台地由来の表土に花崗岩が多く含まれている、
それと片岩と片麻岩が混じっている、
また、片麻岩が長い年月の風雨にさらされた影響でグレーがかった色に変化したものが細かくなり砂になり、淡いクリームのような色にも見える。

伝統的にこの場所で昔から「金髪の丘」と言われてきた事、
土壌の色合いが金髪の女性ってイメージ湧きますよね。

これは、秋の収穫間際に訪問したコート・ブロンド。
これでも斜面の下のほうからの撮影です。
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収量は自然に落ちてしまうんだと思います。1本の樹あたりのシラーの房の数少ないですね。

これはコート・ブロンドを登り切ったところの急斜面。
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ここはかなり大きなスレートがゴロゴロ混じっている土壌、というか花崗岩丸出しですかね。

そしてすぐ横が断崖絶壁、落ちたらと思うとちょっと怖い、でも凄い場所、
さすが最大斜度60度を誇る、フランス一の急斜面、
スーパー上級者コースのコート・ロティです。

コート・ブリュヌ(Côte Brune)のWINE COLUMNも一緒に、宜しかったら併せてご覧下さい。

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